問易で卦を立てる:一つの問いから六爻へ
まず問いを書く
「問」は願いごとではなく、判断を道具に任せることでもありません。いま向き合っている状況、比べている選択肢、期間を書いておくと、起卦後の研読に手がかりができます。
問いを空けたまま、一つの思いだけを残すこともできます。卦と同じ記録に保存され、後から書き足せます。
六爻を立てる三つの方法
端末で変わるのは操作のしかたで、六爻、動爻、卦象の構造は選んだ方法に従って成立します。
- 金銭卦:三枚の硬貨を六回投げ、下の爻から順に記録します。各回の表裏の組み合わせで、その爻が陰か陽か、変わるかどうかが決まります。
- 蓍草法:伝統的な「大衍の数」の手順で蓍を分けて数え、三変で一爻、六爻で十八変を行います。
- 梅花易数:現在の時刻、二つの数字、長めの中国語文、または目の前のものと方位から、決まった規則で上卦・下卦と一つの動爻を求めます。
あなたの関わり:操作と端末の乱数
- 金銭卦と蓍草法では、画面に触れる、なぞる、端末を軽く動かすといった操作が、端末に組み込まれた乱数と混ぜ合わされてから六爻が立ちます。
- 操作が少なくても端末の乱数は必ず加わるため、結果をあらかじめ決めておくことはできません。操作の生データはその一回の起卦にだけ使い、保存も送信もしません。
- 梅花易数は乱数を使いません。同じ入力からは、同じ規則で同じ卦が立ちます。
起卦の記録に残るもの
操作の生データや、混合に使った乱数そのものは記録しません。記録は問い・気づき・決めたことと一緒に日誌に残ります。初期設定では端末内に保存され、同期を有効にすると端末で暗号化してから送信します。
- 使った方法と起卦の時刻
- 各爻の成り立ち(各回の硬貨の表裏、蓍草の各変の結果など)
- 本卦、動爻、変化後の之卦
- 入力の種類(「操作と端末の乱数の混合」「入力からの換算」など)
研読と振り返りの範囲
問易はこれらの方法を古典の研読と振り返りのために使い、吉凶を予測せず、卦をどう受け止め次に何をするかはあなたが決めます。
読みは卦辞・爻辞と署名のある注釈から始まります。自分の理解を書き、後日、実際に起きたことと照らし合わせます。
ウェブサイトとアプリの役割
現在、起卦は問易アプリの中でのみ行えます。ウェブサイトでは古典本文、学習ガイド、卦の早見表を読めます。
ここで読んだ卦は、アプリで研読、記録、振り返りを続けられます。
よくある質問
ウェブサイトで卦を立てられますか?
現在はできません。起卦は問易アプリで行います。ウェブサイトでは古典本文、学習ガイド、卦の早見表を先に読み、問いの記録はアプリで行えます。
端末をほとんど動かさなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。端末の乱数は必ず加わります。触れる、なぞる、動かすといった操作はあなたの入力を一つ加えるだけで、結果をあらかじめ決められるようにはなりません。
同じ問いで、すぐにやり直してもよいですか?
別の結果を求めてすぐにやり直す必要はありません。まずその記録に理解と次の一歩を書き、行動した後で日誌から開いて、変化したことを追記してください。
起卦の記録は送信されますか?
初期設定では端末内に保存されます。同期を有効にした場合のみ、端末で暗号化してから送信します。操作の生データは保存も送信もしません。
本ページは問易による起卦の方法と記録についてのオリジナルの説明で、古典研読と個人の振り返りのためのものです。古典本文や歴代の注釈ではなく、現実の行動を指示するものでもありません。